びっくりしました!最新の泡ハンドソープは自動で適量出て、洗い終わりのサインで色が変わるらしいですね。なんて親切!子どもには便利だね~と思いながら、同時に自分で適量や洗い終わりを考えなくなっちゃうね。と不安に思いました。どんどん便利が、どんどん不器用にする。そんな気がします。
教室でも(墨付け)が程よく出来なくて、自分でよく考えるように指導してます。点々のところにそんなにたっぷりと墨付けたらにじんで点点にならないで一個のお団子になっちゃうよ。とか、長い線の前に墨を先っぽに少しつけただけじゃかすれちゃうよ。とかそんな感じです。
書道は字形だけではありません、含ませる墨の量も大事です。墨のあまりついてない筆で半紙をぐいぐい押しながら書いていると、「紙と筆の闘いだ!」と息苦しくなります。やぶれちゃうよ。
適量って大事。その適量を覚えるのは自分の経験からの感覚。泡ハンドソープは確かに便利ですが、石鹸で泡立てることも覚えてね。と思いながらCMを見ています。