次の日曜は母の日です。只今、母の日アピール中です。夕飯のたびに「母の日が近いねー!」と大きな一人言。「はいはい」と子ども達は苦笑い。今年は何でしょう。
娘は毎月、クラス全員で児童養護施設に実習に行っています。事情があって親子で暮らせないお子さん達が施設の大人の方と一緒に暮らしています。なので実習も泊りです。入所の理由は、親御さんの金銭的な問題、ご病気などいろいろ理由があるそうですが、一番多いのは虐待だそうです。
私は、2年前の入院時には、若くして子宮を無くした方と同室でしたし、夜には小さい子どもの成長を見守れるかと泣いてたお母さんグループが集まっていました。外来でも20代、30代の若い方が子宮摘出の術前説明を受けているのをよく目にします。娘のように若い子がきっと結婚前なのに、子宮取られちゃうのね。と本当に切なくなります。命第一の選択でしょうが、あんまりだと思うのです。
母と暮らせない子、母になれなかった人。なんなのでしょうか。
私には、「母の日」を迎えられる事は有難いことなのです。だから今年も「母の日」を楽しみに猛烈アピールに励みます。